OCM一級建築士事務所
 

2008年02月


  2008年2月29日(金)   焼く
終日事務所にて作業。

焼きそば私論
焼きそばは炒めず、焼く。炒めたそばはチャーメン。
こげてかたいところと、やわらかいところが混在したぐらいがうまい
そのまま塩をかけてもおつまみになる、さめてもいい
粉本来のおいしさ

いろんな具を、熱い具をかければ、何焼きそばにでもなる。

              §

夜連れ合いと待ち合わせ、渋谷の富士屋本店のWINE BARの方へ。
ここも立ち飲み、痛快な店である。
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  2008年2月28日(木)   ミタテ
終日事務所にて作業。

来週“ニュー巨匠”へのインタビューの仕事があるので、ココロはソワソワ。

が、今週末の打合せにそなえて、スケッチ、たらふくする。
フツーの家の2件分以上の大きさがあるので、あせるが、図面をかくまえに、スケッチ、スケッチと自分にいいきかせる。

               §

僕は坪単価で設計料を算出している。
が、土建屋あがりの建築界はいまだに工事費×○%が主流。

道ばたで拾って来た木切れと、イタリアから輸入した舶来の石は、値段は違えど、設計料は一緒のはずだ。拾って来た木に、自分で値段をつける能力と勇気を持つべきである。
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  2008年2月27日(水)   毛深い基本設計
朝めし、起きられず、つくれず。
午前、文章

午後、設計というか、仕上げ表作成。

              §

夕方、建て主さんに紹介された、代官山の「猿楽珈琲」へ。
4番席に座る。スターバックスには絶対いかないほどの珈琲好きだが、緊張の時間。

暗い地下室で、ジャズと振り時計の音を聞きながら、スケッチ(写真)をしてやりすごす。

コンペの要項や、打合せの会話には決してあらわれない建て主さんの思考=指向をうかがうことができた。(う〜〜ん、毛深いな……久しぶりにコンクリートの窓の無い、抽象的なBOXを設計できると思っていたが、ちがうな……やっぱり僕にはツルツルモダンな仕事は来ないな……何でみんなわかるのだろうか……ぞくぞくするぜ……)

その後、渋谷まで歩き、ビックカメラで、三つの時計の電池と一つの時計ベルトを替えてもらって、連れ合いと合流し、「富士屋本店」にて還俗し、ビール一本と熱燗一本とハムかつ、サバ塩焼きを食べて、スーパーマーケット「LIFE」に寄って帰宅。
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  2008年2月26日(火)   ×
調べもののためアリス川公園の図書館へ。
いまいち成果があがらず、乃木坂のTOTOまで歩く。
ダメ。

ここだけの話ですが、建築家谷口吉生が「早朝の丸の内はだれもいなくて四角いビルが抽象的で美しい……云々」と書いたのは何の雑誌の何年何月号か……情報求む。

こういうときに坪内祐三のような舎弟・書生がいればなと思う。

                §

ダメダメな一日
そんな日もある
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  2008年2月25日(月)   ジュージュツ
午前、巨匠研究&シナリオライティングで脳内はパリ。
そう、シナリオライティング……、クールハースが30代にやっていたこと。建築家としては、ごく自然な仕事。

               §

午めし!へたこいた……米が一合しかない……
いつもの土鍋をやめて、ちいさなやつで一合飯を炊く

               §

午後、横川駅経由で、脳内は鶴ヶ島へ。
昨今うるさい確認申請にあわせて、まだ基本設計段階なのに、某自治体発行の見本をみながら配置図作成。

夕方、クリームシチューをつくろうと思うと、また一案プランニングの変更を思い立ち、決行、成功。

誰の例えか、わかる人はわかると思いますが、僕は「クライアントの要望を頭からバケツ一杯あびせかけられても、クライアントに、しずく一つ返さない」建築家なので、この時期が肝要。

クライアントの個有性、と、建築家の構成力。

そう、能力のない建築家は、はじめからその脆弱な構成力を暴力的に、クライアントにあびせかける。
そう、柔道という術をしらない建築家たちのこと、それは、醜い。

柔術、それが正解。
はじめから、マットに寝てしまえばいい。
そうすれば、いい試合ができる。

              §

一日は短いが長いが短い。
夜、杯を傾けながら、先日の散歩の写真をみながら青インクのボールペンで文章のメモをとる。
ペン先からするすると言葉が出て来る。優雅なひととき。

              §

日経アーキにのっけてもらったことによって、電話がかかってくる。
おおむね、様々な営業さんの「ぜし、会っていただいて、お話を……」
そんな時間はないので、全部、低調……いや丁重に断っている、すみません。
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  2008年2月24日(日)   強風・墨東・井の頭
もう五月号の散歩のことをいろいろ調べていると、いてもたってもいられなくなって
「明日、日の出とともに、出る」
とか鼻息の荒いことを言っていたが、起きられなくて、連れ合いに
「あんたなにしとん」
と言われ、9時過ぎ、家を出、散歩。

墨東地域をうろうろ。
強風で、カメラを支える体がゆれる。
電車も止まっている。

まずまずの成果、いけそうだ、散歩というより悉皆調査の様相を呈してきた、望むところだ。
15時過ぎ、エビスに帰還。

               §

砂塵にまみれ、髪の毛がゴワゴワに、ひと風呂浴びて、井の頭“戦”。
戦友の建築家 玉井清氏のオープンハウス。

自分との違いをしっかりとみさだめ、かつ学ぶところも多し。

写真は、その外観。
美しい。

帰り、いせやにて濃い一日の、精進を落とし、還俗。

古本屋でゲーテの「イタリア紀行」が三巻で900円だったので、買って帰る。
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  2008年2月23日(土)   あたたかかった
朝、広尾あたりを散歩、図書館にでも寄ろうと思っていたがまだ閉まっていたので、一時間ほど歩いて純粋な散歩。一週間の“肉体的どんより”を洗い流す。

朝めしは、白飯、根深と麩とわかめのみそ汁、納豆、海苔、牛スジ煮込み、キャベツ超浅漬け、しらす……たっぷりと食べ、また布団にごろりとする。

旅館の朝めし後みたいで気持ちよい。

風呂に入って、ジャケットを着て、新宿OZONEへ

               §

「未来設計図」収録、学生が実際の建て主にプレゼンテーションする日。
うまくいけば「学生が企画した家」が世に誕生することになる。もちろん、まだまだ先の話だが、レールは引かれた。詳細は、本編をお楽しみに。

               §

気分よく帰宅すると「日経アーキテクチュア」がとどいていた。
2008/2/25号の「住宅REview」にて「下総中山の家」がでています。

すばらしい写真を撮ってもらった。
一般の書店にはおいていませんが、機会があれば是非ごらんください、すがすがしいです。
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  2008年2月22日(金)   目白
寒さがパワーを失ってきた。
ちょっとタコ公園へ散歩(5分)、公園にはメジロがいた。

あとは、終日事務所にて作業。

午前の執筆、快調、スピード感がでてきた。
3月中になんとかメドをつけねば、O編集長に怒られる。

午後の設計、快調、アクセルを踏んだり、ゆるめたり、しかし、事務的なことで無駄のないよう設計の順序をもう一度自分の中で反芻する。

それによって創造的無駄時間をつくらねば。ヘタウマスケッチをしたりとか……。

さあ、「それ行け!ウィークエンド」
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  2008年2月21日(木)   実務的な文章も書いてます。。。
『建築知識』3月号にて

「施工者にも評判のよいムクフローリング」
「珪藻土入り石膏プラスター仕上げ」
「和のモチーフを取り入れた階段蹴込み」
「外壁用吹付けタイルで浴室を仕上げる」
「小サイズでも原寸カットしてもらえる型板ガラス」
「劣化しやすい左官壁下部を下見板張りで守る」

といったことを事例写真付で解説しています。

               §

工務店さんやハウスメーカーとの違い、建築家は惜しげも無くこういった情報を技術文化として共有しあうということ。つまり、企業秘密が“あまり”ないのだ。

希有な業界。
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  2008年2月20日(水)   熔解
終日事務所にて作業。
床材のサンプルなどが届く。

              §

1月からjーwaveをやめて、インターネットラジオを聴いている。
i-tuneの中に入っていたSOMA FM

朝から晩まで小さな音で流しっぱなしで、一ヶ月半で知っている曲が3曲くらいしかかからない感じ。
知っていた曲はUFO、スティーブ・ジャンセン、プロパガンダ。

              §

結局、一歩も外へ出ず、溶けそうになっていると、夜、来客あり。
ナベタ氏が、子分のツハさんをつれて、ほとんど居酒屋かわりにふらりとOCMにやってきた。
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  2008年2月19日(火)   スケッチ
日中、多くのスケッチをし、確実に設計がすすむ。

いくつかの新しいアイデアが出てくる瞬間は、たまらない。
それぞれはとても小さなことだが、その集積によって建築は成立する。

散歩の仕事、初稿(?)があがってきた、実感がわく。

               §

「広尾の家」の旦那が会社をやめた記念にパーティーをやるというので、少し遅れていく。

あいかわらず快活で怪気炎をまきあげる旦那のおいしい料理とお酒に舌鼓をうつ。
電気ピアノがあったので、弾きまくってから千鳥足で明治通を渡って帰ってきた。
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  2008年2月18日(月)   けいだんれん
午前事務所にて作業。

午、連れ合いがなぜか弁当をつくってくれたので、食べてからいそいそと大手町の「経団連会館」へ。

某商品企画の発表会。
全国から工務店さんが百数十人集まっていた。
(こんな機会でもなければ経団連会館へ来ることも無いだろう)

設計は僕の勤めていた日建設計、1966年竣工……と言えば竹橋のパレスサイドビルと同い年だな。

終了後、写真の練習をしながら東京駅まで歩く。
早くGRdigitalと一体化して僕の眼にしなければ。
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  2008年2月17日(日)   藝はmeをtask
朝、睡眠は足りているのに、布団から抜けられなくて、「あ〜会社に行きたくない!」などと言ってはみるが、起きてみると、会社に行かなくていいことがわかった。

そこが僕の仕事場だった……、とかなんとかブツブツ言いながら、作業。

               §

午後、鶴ヶ島へ打合せ、初away.
ご自宅を拝見し、仕事場(趣味の部屋)へ案内される。

スタジオ“も”つくる仕事、机上で音楽の話などする愚はお互い犯さない。

建て主さん、ご自身で打ち込まれた音源にあわせて、虎柄のレスポール、ツインネックのSGで目の前でジミーペイジを演奏をしはじめる。“真空管のテープ式のエコー?”脳がよじれる、ううう……すごい、ここで退散するわけにはいかない……

「いや〜僕もロック大好きでね〜昨秋もライブ活動やってたんですよ〜」といってコンペに勝った手前、刀を抜かねば……。

巨大なエスジーをお借りして、つたないセブンスの簡単な3コードのリズムを刻むと、さすが建て主さん、リードで手あわせしてくれる……。

僕の知っている流儀、楽器の下手な方から弾き始めると、上手な人はちゃんと合わせてくれる……。
世界で一番ハッピーなセッション。

               §

耐震偽装なこんな時代、僕はしあわせな建築家だ。
やっぱり「普請道楽」は僕の何かが招いているのだと思う。

写真、ジョー・パスやウェス・モンゴメリーのジャケットを意識してトリミングしてみた。

※多くの音楽系固有名詞がこれから登場すると思いますが、がまんしてください。ちゃんとそのかわり「おいしいお店情報」とかも載せますので……
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  2008年2月16日(土)   
テレビ「未来設計図」の収録。
慣れてはきているが、慣れないように、何事にも驚きを持つことをこころがける。

終了後、連れ合いと合流し、歌舞伎町の「上海小吃(シャンハイシャオツー) 」へ。

3月に連れ合いを連れて上海へ行くので、予行演習。
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  2008年2月15日(金)   
バンタンデザイン研究所の一年生の合評会。
同席したアーティストの吉水浩氏が、かってに僕のカメラで、僕を撮ってくれていた、と帰ってからわかった。

貴重な写真、サンキュう。

一年間やってきた〆

いつになっても若者の話を聞くことは楽しい。
もちろん、怒ったり、笑ったり、感心したり、いろんな意味で。
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  2008年2月14日(木)   ちょこ
チョコをもらった
「幡ヶ谷の家」の人から

すごく、うれしい

ありがとうございます
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  2008年2月13日(水)   逆に
朝から、若干のhangover気味。

終日事務所にて作業。

散歩の文章、納品、、OKが出た、よかった。

写真は、最初なので、萎縮してしまってるが、なんとか受け取ってもらえた。
(次からは「おいちょっと!何撮ってんだ!」って毎回一回は言われるような散歩をしようと思う……何分小心者なので……あかんなぁ……)

               §

スケッチ。
写真が仕事になりつつある。
だから、つぎは、スケッチだ……。

まだまだやりたいことがタクサン有る……。

生きていて、脳がちゃんと作動している間、あと30年の使い方……。
いいのか悪いのかわからないが、だんだん逆算できるようになってきた……。
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  2008年2月12日(火)   遅々
廃墟がらみでネットサーフィンしていると、大倉さんという人の絵に強く惹き込まれ、思わずまねして描いてみたり。

図面や正確なパースペクティブ、アクソノメトリックだけでは伝わらないものがある、というか、本来設計者の頭の中にある風景はこういったものではないのか……と感じた。

そんなに頭の中が直角になっているわけではない。たまたま結果として直角になっているだけで、もっと厳密に言えば1/1000くらいのゆがみは建築物にもある。

               §

夜、O編集長来所。
遅々としている「巨匠研究」の具合を診察にこられた。
適切な処方箋をいただき、夜のエビスへ。
「丸福」「カチャトラ」などをはしごし、夜が更けた。
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  2008年2月11日(月)   スタジオ
終日事務所にて、ゆっくりと作業。

夕方、クリームシチューをつくるが、またもや焦がしそうになり、純白のスープを少し黄ばませてしまう。

                  §

先日散歩をしていて、この中の一つに遭遇する。

鼻血が出そうなほどのおしゃれスタジオ。

ファッションの人達、デザイナーやバイヤーの人達の“センス”はものすごい。
ただし、理屈はない、ただし、オシャレに理屈はいらない……。

                  §

写真、教え子の卒業制作。
学校っていうのは環境だ、やりたいことをやる場所だ、その火を絶やさないように油を注ぐのが、講師の役割。
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  2008年2月10日(日)   夜明けの新聞配達
朝から掃除や整理。
10年前くらいのa+uなどの雑誌をどっかり捨てる。

本棚に白いステインを塗ったり。

              §

午後作業。

日が暮れてからバンタンデザイン研究所の卒展へ、佐々木玲氏とともに。
なぜか誕生日である連れ合いはキモノ姿……。

そのまま中目黒のペティアンにて会食。
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  2008年2月9日(土)   camera
事務所にて作業。

夕方、連れ合いが着物をみるというので吉祥寺へ。
僕はユザワヤでうろうろ。

カメラのアダプターに貼る皮を探したり、スケッチブック、赤い三角スケールを買ったり。

下北沢から歩いて淡島通りのギャロップへ。古材をみたり。
サミットでツクゴンを買い、雨の中、傘もささず三茶へ。

帰途につき、カメラに皮を張ったりしながら、夜が更ける。
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  2008年2月9日(土)   
僕のカメラはこんな感じです……。
た、ただのデジカメです。

YAMAHA SRに乗ったら、とりあえずキャブトンマフラーに変える……といったくらいのこと。
走りにも、映りにも、何にも関係のない世界です。

ただ、茶色の皮は「あかん……」と思ったので、来週にはまた変わっています。やっぱりユザワヤにはカメラに貼るいかした皮はありませんでした。

まあ、これで普段、フグとか雪だるまとか撮っています……。
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  2008年2月8日(金)   業務上散歩
散歩をした。
詳細は某散歩系雑誌4月号にて。
3/末に発売予定、というか掲載予定……。
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  2008年2月7日(木)   ヤツハシ
八つ橋が好きだ。

一枚板を渡すのでなく、わざと力学的には不利なジグザグのカタチをさせ、人工物であることをはっきりとみせつけている。

それは意匠の初源的な発露であり、土木と建築とのエッジであり、人工と自然との対峙である。

でももしかしたら最初は、「敵がまっすぐ走りぬけず、いったんそこで立ち止まる」といった戦国防衛的な動機だったのかもしれない。

                §

終日事務所にて作業。

明日の散歩業務のための準備をする。
めずらし緊張感、巨匠にインタビューしにいく感じ、もし街がココロを開いてくれなかったらどうしよう、カメラが壊れたらどうしよう、不審者として袋だたきにあったらどうしよう……。

「ああ、雑誌に載ってたんで、それみて散歩してるんです」

間違っても「建築」ということばは出さない方がよかろう、地上げ屋の手先と思われるからな……。
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  2008年2月6日(水)   変換
午前巨匠研究、執筆。
1908年の初め頃のウィーンに想いをはせる。
明日はパリ……。

午後、期限付きのポートフォリオの整理。
古いOSから、新しいOSへと変換するための作業。
(これをしっかりやれば、プリント時間の短縮になる……)

設計したい気持ちを抑え、ガマンガマン……。

写真は、ガマンしているシュロ系の樹木。
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  2008年2月5日(火)   ハキハキ
「降ったなあ……」
「ああ、積もったなあ……」
「ああ、オレたちゃ乾いた路上のゴミをハキハキしなきゃなんねえんだけど、これじゃな……」
「でもさぁ〜このまま帰ったら、オレら給料出るんかな……」
「わからんな……ちょっと時間つぶすか……」
「でも、本来バラバラで掃除しとるのに、こんなに皆かたまっとったら、違和感あるやろ……」
「そやな、違和感あるな、……ちらばろか……」
「そやな……ちらばろ、ちらばろ……」
「……なんか後ろから写真撮られとるでぇ……」
「マジでぇ……」
「やっぱ、言いつけられるんかな……」
「そやな……言いつけられるかもな……」
「いややな……」
「ああ、いやや……」

               §

午前、新しい構造設計会社と接触、好感触。

地盤調査、地盤改良(杭工事)、基礎設計、伏図、軸組図、資材現物選定、プレカット図、材料供給、材料費原価……ここまですべてを窓口一本化、責任の一本化。すばらしい。

設計士の能力が疑われ、地方工務店の力が増すとき、設計から上棟まで、設計者の責任で、とり行う……工務店さんは、上棟以降、よろしくお願い…これまでありがたかった工務店のすばらしい能力におんぶにだっこの時代は終わる。そうであってよかったのだが、変えなければ、設計者の仕事はなくなる。

設計、計算、流通の一体化。
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  2008年2月4日(月)   
昨晩つくってもらった巻き寿司を、朝めしに。
マグロ、ホタテ、卵焼き、しそ、しいたけ、きゅうり、炒った黒ごま。

写真、巻き寿司と「ひょうたんから水の市松スペシャルズバージョン」とOCM……。

ダルマ、雪だるま、ひょうたん……という表象。

               §

午前、巨匠研究。
まだ100年前の1908年あたりをウロウロしている。
毎日朝起きたら、100年前のことを考える……素敵な生活だ。

午後、設計。
いわゆる間取りから、グワッと起こし絵のように軸組(木造の構造体)を成立させていく。

建て主さんとは美容整形や筋力アップやスキンケアのお話をしながら、実は骨の設計をしている。
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  2008年2月3日(日)   雪中行軍
念願の積雪。
早朝から、ちらちら外をのぞき、積もるのを待って、新宿御苑へ散歩。

※高尾山は無理と判断

「OCMで建てた家の雪景色」の写真、募集中。
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  2008年2月3日(日)   2
指先が冷えきることもなく、長靴はなかなか優秀だった。
高尾山雪山へのイメージがつかめた。

RICHO GR digitalの電池も問題なし。
だいたい電池は0℃くらいになるとぐずることが多いので、その検証もできた。
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  2008年2月3日(日)   3
高崎あたりの出の連れ合いのダルマ信仰は強い。
雪をみると雪ダルマにする、米をみるとオムスビにする……。

何か、地蔵信仰と似たものもあるのかもしれない。

ホワイトアウトして遭難しそうになって、雪ダルマをみかけたら、きっと、もう少しがんばろうという気持ちになるのかもしれないと、新宿御苑で考えた。

昨今のambient音楽でchill out した感じの冷えきった音は、人間の中に潜んでいるホワイトアウト願望だと思う。

つまり、白いタナトス。
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  2008年2月2日(土)   led
朝、若干hangover気味。
午から事務所にて作業。

夕方から新宿ozoneにて「鶴ヶ島の家」打合せ。
コンペ後のプランニング修正の方向性を確認する。

設計すべきことがやまほどある。

               §

「ジミー・ペイジだったらどんなインテリアにするか……」
建て主の脳の中に流れている音楽を鑑み……。            
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  2008年2月1日(金)   エンゼル
朝から出講。
午前一年生、午後卒業制作展のプレゼンテーション。

これで正規の授業は終わり。

講師陣や若干の学生達と打ち上げ。

春まで、また執筆と設計に集中……。
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