OCM一級建築士事務所
 

2006年11月


  2006年11月30日(木)   出し惜しみ
朝から作業。
昼過ぎ、エコウィルの人々来社、打合せ。

上海の文章、核心の部分、500文字、書き直して、良い出来。
O編集長に伝えたいが、締め切りまで、出し惜しみしておく……。

夕方気分を変えるため、東京都写真美術館の「パラレル・ニッポン 現代日本建築展」を観に行く。(ポムさんに券をもらった……)

10年間の“新建築”を、よく学習できた……。

写真美術館なのに、あまりにもひどいボケボケの写真があって、びっくりした……(もちろんアートなピンボケではない……)。

デジタル社会になって、確実に、美意識のレベルとか、常識が、悪く……いや、変わってきているのだな、と感じる。

口なおしに、同館でやっている無料の「写真新世紀展」をのぞき、本物のアートな「ピンぼけ」写真を味わう。

              §

「上海の写真、話し、日記にあんまし出ないね〜〜」とアーティスト吉水浩に学校の便所で言われた。

「いやあのその、仕事で文章書かなきゃなんないんで、なんつうかその、出し惜しみっつうか……写真も、建物の写真は、写真家の写真より上手だと写真家の渡辺慎一が嫉妬するしね……」

という状況です・
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  2006年11月29日(水)   電子辞書
昼、突然「電子辞書だ!」と思い立ち、小走りで渋谷に向かい、購入。

天気がいいので散歩をしたかったのか、英語表記の図面をつくろうと思ったからか、たぶん、その両方。

いろいろあって迷ったが、中国語付きにした・

戻ってくると、マンガ「マンガで学ぶ 和のこよみ」の最終ゲラがポストに入っていた。

老眼鏡をかけ、2.3時間で最後までチェックする(もちろん電子辞書フル活用)。

(しかしいい本だな……12月中旬には本屋に並ぶのかな……)

              §

最近のティピカルな昼食。
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  2006年11月28日(火)   普通の一日
終日事務所ニテ作業。

午前、上海の文章
午後、図面の修正
宵の口、別荘のスケッチ

その他家賃や、駐車場代を振り込んだり、郵便局で速達で送ろうとするとエクスパックにすると10円安くなりますがどうします?と聞かれ、困惑したり……。

              §

昨晩、ブリのアラを買って来て、ブリ汁をつくったが、失敗した。
脂っぽくて、臭くて、やっぱりちゃんと甘辛でブリ大根とかにしないと食えないな……

臭いのでもう捨てようか、と思ったが、ニンニクやしょうが、調味料で味をつけ、今日の昼も、晩も、少しずつ格闘中。

陰鬱な天気に、ブリの臭いが沁みる。
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  2006年11月27日(月)   三メンズ
朝から学校に出講。

どうやら最近はインテリアデザイン専攻の学生があからさまに減っているので、製図の授業にも一工夫必要。

H・ウェグナーのイスの図面をいく通りか用意し、好きな物を選んでもらい、製図……というよりも、読図。

一生に一度、ウェグナーでも、別に誰でもいいんだけど、秀逸な三面図を“読む”という経験は、今の若者に必要なことだな。

図面には情報がある。
どれだけ不惑の講師が叫ぼうとも、かなわない、情報がある。

それが、図面だ。

学生は戸惑う。
「ゲッセンエー、このワケワカンナイ曲線、どうやって書くんすか?」

「OK、オレもシラン……ウェグナーに電話するか?まだ生きとるんかな?」

ソコから、対等な会話、何かがはじまる。

i-podをなぜまわしてデザインを語っている中年に、
騙されてはいけないよ、学生諸君!

                 §

あっ、そうそう、確認申請が通った。

22日に出して、27日に「とりにきてください」営業日(役所の)にすれば実に4日
OCM的最短記録。

もうっちょっと万州餃子を食べたかった……。
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  2006年11月26日(日)   戸越
終日事務所ニテ作業。

主に上海の文章。
一万二千文字のうち4.5千文字程書く。

大概、概略、とはなかなか難しい、何を書きたいのか自分の中にはっきりさせなければ、つまらない知識の羅列で、短い文字数が漫然と終わってしまう。

              §

夕方、建築家Y内君のオープンハウスへ向かう。

帰り、戸越公園から戸越銀座、小山、不動前、目黒と宵の口の散歩をし、エビスまで戻る。

写真、上海のおみやげ。
Susのトイレットペーパーホルダー、二つで1200円ほど。
SIEMENSとかっこいいロゴの入ったスイッチ。

そして、共産党手帳(¥30)。
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  2006年11月25日(土)   TEXT
終日事務所ニテ作業。

主に上海の文章。
一万二千文字のうち3千文字程書く。

一万二千文字とは原稿用紙30枚分。
ちょっとした短篇小説ほどの量。
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  2006年11月24日(金)   コゲday
またやってしまった。
昨晩からル・クルーゼでつくっていた煮ブタを、朝外出する前、ちょっと火を入れておこうと、弱火にしたまま出かけてしまった。

恐怖……昼、ちょと飯を食べに帰ってきたからいいものの、事務所中コゲの臭い、煙り……。

また出かけねばならなかったので、夕方戻ってから、ル・クルーゼのコゲを一時間くらいかけて落とす……。

鋳物+ホーロー(陶質焼き付け?)を、カネヨンでゴシゴシ
ゴメンなさいとつぶやきながら……

なんとかル・クルーゼは復活したが、部屋の臭いは抜けない……。
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  2006年11月23日(木)   vespa day
11月23日、vespaの日……昔から、そう決まっている。

入会したvespaクラブのスクーターランがあるので、朝から初台の洗車屋に行って高圧洗浄機でvespa をバシバシ洗う。

終わって、エンジンをかけようとすると、かからない……。
どうやら気持良過ぎて、眠ってしまったようだ。

山手通の脇にvespaを止め、サイドカバーを開け、点火プラグを抜き取り、ゴシゴシしたり、ライターで焼いたり…… それでもかからないので、プラグの線を外したまま、チッチッチとプラグの頭に端子をやりながらキックをすると、ブルーーンと目覚める。

こういった事が楽しみだと思える自分は、シアワセだと思っている。

               §

昼、集合場所の天王州に駆け付けるが、誰もいない。
“あたま”の人に電話をかけると、「昨日雨50%って予報が出ていたので中止しました」とのこと……。

建築ツウのウッカリズム。

気を取り直し、vespaを東に走らせ木場に「大竹展」をみにいく。

               §

その“態度”に、様々な確信を得て、今にも降り出しそうな鉛色の空を気にしながら、恵比寿へ戻る。

昨日のGA展と「大竹展」は、僕の中の対極を位置付けるにあまりある。
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  2006年11月22日(水)   人形
朝からコピーマシンをウィンウィンやって、上尾市役所へ。
確認申請提出。

道路課1分、下水道課1分、申請料支払い5分。

11:30には終え、万州餃子で昼ゴハン。

昼寝がしたいが、敷地まで25分歩く。

柿がたわわになっているのを確認し、「すまんのう……」と心の中で手を合わせ、上尾駅に戻る。

                §

14:00西川越へ、工務店と打ち合わせ(顔合わせ、ネゴ)。

40分ほどで終了し、西武に乗り池袋へ。

                §

山手線を代々木で降り、GAギャラリーへ。
ポムさんに券をいただいたので、忘れないうちに使う。

内容、ちょっと危機感の末期(まつご)を感じる(もちろん自己批判も含め)。

建築家の、顔が見えない。皆一流ケンチクカなのに、どれが、誰の作品か、わからない……創造性の談合状態、罪は重い。

唯一、北川原温だけは、顔がみえた。

                §

原宿まで歩き、事務所に戻り、他の工務店に心苦しいが「ゴメンなさい」のファックスをして、渋谷のギャラリーデコへ。

佐々木玲君と同級生のさくらさんが、人形の展示をやっているのでみにいき、そのあと、ギターショップでギターをみたり、香港料理を食べたりして別れる。
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  2006年11月21日(火)   
終日、事務所ニテ、見積り調整。

夕方、地盤改良屋さんと電話で打ち合わせ、VE提案を受ける。

18:00ポムさんとライターさん来所。昨日の珍奇なスケッチをみせ、顔色をうかがう。

「私はいいと思いますけど……」

とおっしゃられたので、たぶん大丈夫、カナ。

            §

お帰りになられた後、晩ゴハンをつくるタイミングを失ったので、めずらしく外食、焼肉を食べにいく。

            §

写真、上海の魚料理。
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  2006年11月20日(月)   蘭州
朝から学校へ出講。
これで一週間が終わった感じ。

昼寝をして、さあ週のはじまり、という気分にし、掃除等。

起き抜けのシンプルな静かな脳が好きなので、15分ほどだけど、しょっちゅう寝る。

ポムさんから依頼を受けた企画のスケッチを2時間ほどやる。
いいものができた。先方の主旨にかなっていればいいが……。

                §

写真、上海の朝の青い光を受けている蘭州風の牛肉麺。

朝の脳にぴったり合う。

牛骨と大根、香草のこの味が忘れられず、日本へ帰って来てからも、これに似た物をつくって食べている。
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  2006年11月19日(日)   ネギ油
朝から図面を描く。

夕方、「下総中山の家」打ち合わせ。
いつもは奥さんのオトーサンが子守りをされているらしいが、今晩は京都からダンナさんのオカーサンがお越しになられていていた。

オバーチャンと孫達が遊ぶ風景を、肴にさせていただきながら、剣菱の杯を重ねさせていただき、ダンナ様の尋常なくおいしいお料理をいただいた。

イシモチを蒸して、ネギ油をジュッとかけたものがたまらなかった。

今度、マネしてみよう……。

「家」はおもしろい。

              §

上海のシュル・レアリスムな光景。

タイトル「ネコと巨大瓜とハイヒールと上海にいる私」
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  2006年11月18日(土)   パンパン→カラッポ
『建築ツウ的 マンガで学ぶ和のこよみ』
「はじめに」と「あとがき」を書き終え、気がひきしまる。

いい仕事だ。

年内には出ると思いますので、お楽しみに。

              §

2006年、前半期ののんびりがウソのように、どどどと年の瀬がせまって来る。

大好きな年末を、頭の中をカラッポにして過ごせるようにしよう。
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  2006年11月17日(金)   晩秋の播州
終日学校ニテ講議。

19:00に神田で「鵠沼の家」主人と待ち合わせ。
早く着いたので本屋で金子光晴の『ねむれ巴里』を買う。

落ち合ったあと、伊勢で焼鳥を食べる。

21:30より、別の店で兵庫県立加古川東高校の同窓会に参加。

25時頃「鵠沼の家」主人とともに恵比寿に帰宅し、27時くらいまで、白酒を飲みながらおしゃべり。

いつも、「鵠沼の家」にお泊まりさせていただいているので、おかえしに事務所の中に一人用テントを張って、寝袋で寝ていただく。

               §

翌朝、ごはんとみそ汁、鮭塩焼き、卵焼き、ちりめんじゃこ、大根おろし、糠付けの朝ごはんを食べていただいた後、歩いてPFSに一緒に家具をみにいく。

家はすこしづつ、いっぱいいじったり追加したり、しつらえたり、スタイリングしたりする部分があるので、本当にオトナの玩具だな、と思う。

少しでも、人の家のソレに参加したいので、「家具オレがつくったるで」などと話す。「安くつくったるけど、そのかわり、ショールームがわりに使わしてや」と頼む。

TRUCKもかっこいい。
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  2006年11月16日(木)   中国ツウ
終日事務所ニテ作業。

               §

仕事の合間に、牛スジを買って来て、米のとぎ汁でさっと煮て、洗って、また煮て、なんとか上海で食べた蘭州のスープを再現しようと試みる。

               §

調べものをしていると「あなたも中国通」というものをみつけた。

今度ゆっくりよんでみよう。
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  2006年11月15日(水)   柿の精
終日事務所ニテ作業。

夕方、きまってお腹が空くので、何か甘い物を食べて大脳を活発にしようと思うのだが、どうしてもおにぎりやサンドイッチやコロッケ、といったものに食指が動く。

今日は、広尾の方に散歩がてら缶入りミックスナッツ750gを買いに行った。

               §

□見積調整、確認申請
□実施設計
□マンガのあとがきや解説などの文章
□shareの改造工事図面
□ポム企画さんから依頼の企画案作成
□上海の文章
□太東崎の別荘検討
……

一人の頭の中、だいたいこれくらいかな
これで年内、終わりかな

              §

「上尾の家」打合せで、現場に生えている柿ノ木数本を伐採.伐根する見積の話をして、帰り際に「はい、その柿です・」と、いただいた。

美味。

なんとか一本だけ残したいが、こんなうまい実をつけるのに、少しかわいそう。柿の精とか魂、霊を鎮めねば……。伐採.伐根の前に地鎮祭をしよう……。
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  2006年11月14日(火)   ぶどう
終日事務所ニテ作業。

               §

上海でみつけたぶどうの型板ガラス。
日本では昭和40年代に型板ガラスブームがあったが、一気に衰退した。

最近装飾的なタイルが復活して元気がいいが、次は型板ガラスの復活を願う。今はフランスのサンゴバン社などの輸入物に頼らざるをえない。

型板ガラスに出会う旅……スポンサー募集中……。
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  2006年11月13日(月)   汚物
金土日月の午前まで、でずっぱりだったので、少し休む。
しゃべりすぎで、声がガラガラ。

夕寝をし、白菜、キノコ、たまねぎ、ねぎ、にんにくのめ、豚を入れた鍋を食べ、つまらないテレビを観て、脳を空にし、眠る。

               §

「人間は誰も、汚物となるきっかけと、その辷り出しに眼をつぶる危険な性向をもっている。わずかにそれを支えているものが、なんでもない世間体だったりする。」

「人間が汚物のなかでも、もっとも汚くみえるのは、自分が人間だからという、簡単な理由によるものだろうが、じぶんの土左衛門になった姿をおもうことで、水死をおもい止まる人間もたくさんいることだろう。」
『どくろ杯』金子光晴

               §

社会が清潔になっていくことと、自殺の増加は関連する。
死体を、眼に焼きつけた事がない人間は、死にたまらない美を求めるが、それは間違いだ。

死者の魂は永遠だが、死体は汚物だ。
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  2006年11月12日(日)   
「パリにせよ、ロンドンにせよ、さらに遠いリスボンにせよ、ミラノにせよ。求めてゆきついた先には、人々が求めたものとは、全く別のものしかないが人はそれによって失意を抱くよりも、おのが拙い夢の方を修正することで終わる。」 『どくろ杯』金子光晴

               §

朝から湘南へ。
『鵠沼の家』雑誌取材に立会い。
取材の人が帰られた後も、菊水の新酒を呑みながら、湘南のアンニュイな午後の時間を過ごす。

晩、卒業生が2名遊びに来る。
一人は来年ロンドンへ旅立ち「もう帰ってきません」と言っているので、上記のコトバを贈る。
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  2006年11月11日(土)   
朝十時から府中ニテ打ち合わせ。
昼過ぎ、明大前で乗り換えて、神泉で降りて、代官山まで歩く。

『代官山 museum of share spirit』にてK氏と、改造工事の打ち合わせ。

夕方、写真家渡辺慎一とアシスタントの中山聡子が恵比寿にいるというので、会食する。

多くの人に会った日。
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  2006年11月10日(金)   GUCCI
契約をした。
VESPAの駐車場……月8000円……徒歩8分……。

2週間に3回も……駐禁の集中攻撃を受け、やむなく、あきらめる。
免停寸前……。
目の前にあるバイク駐車場は30台待ち。

街の衛生は考えられているが、精神衛生が考慮されているとは言い難い。

キレイな街の裏側に、人間の鬱屈を感じるのは僕だけか?

               §

築地市場がなくなり、ショッピングモールになるという。
誰がそんなに買い物したいのだ……。
たぶん、博報堂や乃村工藝社がまた「なつかしの昭和村」とかつくるんだろうな……。
「昔ここに築地市場がありました」って。

建築家として申し訳ない。
ごめんなさい。

               §

民家に真実を見い出そう。
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  2006年11月9日(木)   建築ツウへの道
大島様
はじめてご連絡させていただきます。
Mと申します。
現在、店舗内装業を中心とする会社に勤務しております。
以前より、大島先生の活動に興味を抱いており、
是非とも御社にて修行したく、ご連絡させていただいた次第です。
お忙しい中とは存じますが、一度面接の機会をいただきたく思います。よろしくお願いいたします。

M様
メール拝読致しました。
「一期一会」を大事にしておりますので、是非越し下さい。
お仕事もあることでしょうし、御都合の方を御教示下さいませ。
当方、8(水)9(木)10(金)の夜でしたら今のところOKです。
19:00くらいからいかがでしょう。
では、よろしくどうぞ。

大島様
御返信ありがとうございます。
9日(木)に面会をお願いします。
ただ、現場監督をしているので、お伺いできる時間が定まりません。
19:00〜20:00の間に訪問できるように努めます。
何卒よろしくお願いいたします。

M様
了解です。晩酌している時間ですが、リラックスしてお話しましょう。
よろしくどうぞ。

               §

現場の作業着で現れた彼。
ポートフォリオも何も持たず、みせてもらったのは
「30才で初めて恋をした」という証拠のラヴ・レター……。
見て下さい、というので、その内容にダメだしをし
「もっと、何というかさ〜〜、結局ラヴ・レターなんてドン引きなんだからさ、その前に、何か笑かしてあげなよ〜〜」
と。
               §

『建築ツウへの道』を読んで、感銘を受けてくれたという。

たった一人の人間でも、生きる喜びを感じてもらえればと思い、建築をし、本を書き、話をする。
社会を変えようなんざ思っちゃいない……。

彼を“エアー・スタッフ”に認定した。

※彼の許可をいただいて写真をアップしています(笑)
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  2006年11月8日(水)   水仙烏龍
上海でみること、それは『代官山 museum of share spirit』のオーナーK氏と、全く別のASPECTではあるが、「東京旅館」のオーナーA氏の脳内の一部をみることと同等であった。

SHAREは世界に発信する亜細亜の美学、狭小でDOMESTICで、内省的なものはそこになく、仏像を中心に据え、GUCCIにまで辿り着く美学と今JAPANが失った文化系SPIRITS。

東京旅館は、上海に集まるCOSMOPOLITAN のMENTALITY。
BORDERLESSでFRIENDRYなHOSPITALITYとBUISINESS SENSE。

美学は自由で、想像だ。

ゆっくりと、丁寧に、JAPANの美学を開放させたい。

脳髄が揺れる。
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  2006年11月7日(火)   謝謝
工務店さん2社「上尾の家」見積りを持って来ていただく。
工務店さん1社「下総中山の家」基本設計についての打ち合わせ。
佐々木玲氏、和風飲食店のデザインについての相談を受ける。

来客多し。
脳が徐々にドメスティック・モードへと切り替わる。

               §

今回の上海はにむらじゅんこさんという素敵な女性にコーディーネートいただいた。

O編集長、写真家の渡辺慎一と建築家の僕、という「血液型がA」ということぐらいしか関連性のナイ粗野な3人をどこにつれていけばいいのか、随分と頭を悩ましていただいた。

謝謝.

これまでバックパッカーとして一人で孤独な旅しかしてこなかったので、多くの人と出会う旅の面白さを、知った。
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  2006年11月6日(月)   倭社会復帰中
上海渡航・彷徨の目的は「上海における歴史的建造物のART-DECOを中心とした装飾のREPORTAGE(報告文学)」と「上海における建築設計事務所の事情とARCHITECTのMENTALITY REPORT」。

詳細は「iA」の次号の誌面にて、請う御期待。

              §

ので、その主題からこぼれ落ちた機微を、どぶ川に流す事ができないので、そんな写真を中心に。

              §

南浦(ナンプ−)辺りの貧困地区にて。
散髪は二元=30円。
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  2006年11月5日(日)   帰国
上海より戻って来ました。

明日の午後より、通常に戻ります。

                  §

打撃競技に例えるなら、大きなパンチはもらわず、ノックダウンもされず、小さなジャブやローキックを何度も受け、結果は判定に持込まれた……という感じです。

しかし、もし今僕が日本に抱えているものが何もなければ、心地よくノックダウンを受け入れ、そのままマットの上でしばらくデラシネと化したかもしれません。

                  
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  2006年11月1日(水)   K2上海上陸
上海へ発つ準備。

建築や歴史や様々な本を読んだが、もう飽きた。

先ほど本屋へ行き、金子光晴の「どくろ杯」を購入し、これを旅のお供とすることにする。

11/5に戻ります。
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