OCM一級建築士事務所
 

2006年9月


  2006年9月30日(土)   乾物
朝から「久我山の家」へ。
竣工して1年経ったので、所々点検へ。

電気の容量変更や、ペンキ下地の不備などいくつかの修正箇所を確認。

庭には蘇鉄などが植えられ、いい感じにとろりとした時間が流れている。
少々頭が「和風中毒」だったので、久しぶりにハワイ風を心地よく感じる。

              §

どんなプロジェクトも、竣工後いくばくかの負い目をひきずる。
工事費の超過、スケジュールの超過、仕上げ完成度の不備などなど。
建て主にかけた迷惑、施工者にかけた迷惑。

設計者の頭の中にはそれはずっと残るが、建て主さんが、のんびりと楽しく過ごされている様をみることによって、少し、救われる。

帰り道、渋谷で『南方録』を買い、またモトの木阿弥、つかのま乾物にしていた和風頭に水をかけ、もどす。
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  2006年9月30日(土)   ガトゥビーエイボー ユゲッタチャンス
友達の同い年建築家滝澤君の眠りが浅いようだ。気になる、、いや余計なお世話か(笑)

僕も基本的に眠りが浅い。
なので、毎晩酩酊し、耳栓をして、「アイマスク」でなく、タオルで目隠しをして寝る。

建築家たるもの、皆それぞれの、努力を必要とする。

というか、僕の場合は、寝際、「別に寝んでもええやん」と思うようにしている。かつ、顔の筋肉。
無理やり笑って、笑い顔のまま、楽しい事を考えながら、寝るようにしている。

逆に、楽しい事とは何ぞや?などと考えてしまったときは、負けである。

しかも、毎日。

基本的に365日、仕事が頭から離れる事はない。放したくない。
夢の中までも。

ガンバレタキザワ。。。

                §

写真、久我山の家。素敵な蘇鉄だ。
ちなみに、桂離宮にも蘇鉄は植えられている。
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  2006年9月28日(木)   板ブレーキ
夢。

何か、会社とか、集会とか、みんなで帰る途中、目の前に音のない電車が行き過ぎ、だんだんそれが上の方にみえて、自分は下の方に落ちて、電車が小さくなっていく。

気付いたら、電車の巨大な板ブレーキ(?)のようなところから、のこのことはい出して、係りの人にみつかる。

5日ほど時は流れていたようで、僕は「人事を苦にして(?)失踪した」ことになっていたようだ。「ホラっ」と、なんだが御菓子とか香典までが手渡された。

会社に戻ってみると、もう自分の席はなかった。知っている人もいない。

             §

そんな夢をみた後。

「数寄屋をやって、民家をやって、そして土着へと行きつく」
朝、起きたとたん、青い脳におぼろげながら、像が結ぶ。

いいかもしれない。
建築の源初的な姿へ、ゆっくりと遡る。

             §

朝七時
顔を洗う、歯をみがく、そのずっと前
静かな事務所で、コーヒーをのみながら、そんなことを考え、1日がはじまる。
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  2006年9月27日(水)   事業
雨だが徐々に晴。

終日事務所ニテ作業。

OCM設計部の状況
下駄箱、郵便受け、ハンガーパイプ、スライドバスケット……
様々な「雑詳細」を設計。

               §

晩、OCM執筆部の打ち合わせ。
O編集長、漫画家の神山さん、と マンガ版「建築ツウ的 和のココロ」の打ち合わせ。そう、タイトルが決まったのです。

&OCM和風研究部の打合わせ。
「iA」の次号、40ページ近い特集記事の初稿を確認など。

その後、OCM割烹部へゆるやかに移行。
ゲストに組織設計事務所の若者一名交え、遅くまで歓談。

               §

幕の内弁当的、ヴァラエティー的なOCMという事業。
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  2006年9月26日(火)   mm
雨。
終日事務所にて作業。

なんとか設計を効率よくやらねばと思うが、そんなものはない、とも言い聞かせ、mm単位の世界に没頭。

夕方には覚醒し頭がクラクラ、脳の使用方法が確かに一般とは違い、1mm単位の襞をえぐりまわしているのだから、しょうがない。

雨の中、一般性を取り戻すため、スーパーマーケットへ。

ちょっとスケール感のおかしい巨大なレンコンや、価格のおかしい(割り引き商品)イカ天や、網タイツをはいた豚ロースを買う。
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  2006年9月25日(月)   「憧れ」について
あづまの地方は江戸に憧れ、江戸は上方にあこがれ、上方は中国に憧れ、尊敬していた。

信長によりその「憧れ」は「戦い」の姿勢に変わりつつも、国学など発生しつつも、江戸時代において中国への「憧れ」は通底した。

日清戦争で、2000年にわたる中国への「憧れ」が崩壊した。

その中国への「憧れ」が崩壊するとともに、ニッポンはニッポンらしさを失い、「憧れ」の対象をを欧米へと求め、さまよい続け、今に至っている。

中国への憧れを取り戻さねば、和風の何たるかを論じることはできない。
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  2006年9月24日(日)   こーなん
棚をつくろうと思い、天気がいいのでvespaで新木場の「もくもく」へ木を買いに行く。

たぶん、季節に一度はレインボーブリッジを走るが、なんとも気持がいい。
長野の山奥の森林や、北海道の一本道と同じくらい気持良い。

「もくもく」は微妙に、位置が移転し、在庫内容も変わっていた。
つまり「安い木」はなく、銘木屋に業態を変えていた。

店の人に「潮見のコーナンに行けば?」と言われ、従う。

ハンズの半分以下の値段で木を購入、少々加工もしてもらう。
さて、送ってもらおうとすると「渋谷は遠いので配送できません」と言われてしまう。苦笑いし、加工していないものだけ返品し、帰ってくる。

             §

今度は徒歩で渋谷へ。
やはりハンズの木は安くて「悪い」ので買わずに、本屋へ行ったり散歩しながら、道玄坂、代官山を通り帰ってくる。

ツーリング&散歩な一日。
棚、はもう一度作戦を練り直そうと、考える。
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  2006年9月23日(土)   大作
昼、小竹向原へ、建築家駒田剛司氏のオープンハウスへうかがう。

先週に引き続き、大いに刺激を受ける。

人の設計した物を対象にしながら、自分の来た道とこれから行こうとしている道が、明確に浮かび上がってくる。

また同い年ということも、ポイント。
巨匠不在のこの世代、駒田さんや高安さんはきっと重要な位置に居つづけると思う。

              §

まだ少々工事が残っており、おそらく駒田さん自身も養生をはがして全体像をみるのははじめてだったみたいで、その感じが同じ設計者としてよくわかるので、なんだかおもしろかった。

おそらく駒田さんにとっても「大作」であることは間違い無い。

              §

夕方、市川へ打ち合わせ。
順調(当社比)にすすむ。

3週間時間をいただき、基本設計の終盤へ向かう。
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  2006年9月22日(金)   重森
本日締め切りの「書評仕事」があるので、もう件(くだん)の本は読み切ってしまっているので、さて書こう、と思ったとたん、参考資料をこの目で確認しておかねば……と銀座の INAXへ向かう。

ネットでは「在庫切れ」と書かれていたが、電話がきらいなのでいちいち確認せず、件の現場へ。あった、一冊だけ。ネット情報を信用していない世代ならではの動き。

他にも、上海本とかを購入し、気分がいいので新橋まで歩き、ケーキューストアで、ブラックマッペとラーメンの麺を買って事務所に戻ろうとするが、よくやるのだが間違って京浜東北線に乗ってしまい、「おおいまちぃ〜おおいまちぃ〜」の声で、気付き、逆戻り。

上海本がおもしろかったので、ついつい読みふけってしまった……。

               §

夕方からは「庭」の設計。
工事金額には入っていないのに、一生懸命(当社比)いちいち、石の名前とかを考えながら、重森気取りで作庭する。

前石、手燭石、桶石、沓脱ぎ石、二番石、三番石、蹲居、手水鉢、雨落ち溝、五郎太石、敷き瓦、延べ段、主景、副景、背景、灯籠、露地門、中門、腕木門……

ほとんど工事予算には含まれていないもの。
を、基本設計段階で、描ききる。

庭を、ちゃんとしなければ、本体建物のマドの開け方などがきまらない。

建築家は、法規とか、新素材とか、新工法ばかり研究してはいけませんぞ。「新」の前に、いにしえを知りましょう。知らないからこそ、皆、「新」へのベクトルが生まれているだけ。「古(いにしえ)」を知れば、そんなに、生きていく上で、恐れる物は、ない、はず。

極楽の時間(とき)、至福のママ、成仏&還俗&日本盛。
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  2006年9月21日(木)   ススム
終日事務所ニテ作業。
激しく設計がススム。

今も、コレを書こうとしているのに、傍らで図面をみて「ウットリ」。

               §

昼ゴハンは、素麺にブタのショウガ焼きみたいなものをかけて食べた。

晩ゴハンはコレから。
昨晩からつくっておいたブタロースの煮豚が楽しみ。

&、その煮汁による煮卵。

&、昼間から水出しでとっておいた昆布としいたけの出汁をつかって、北海道の軟白ネギ(うまい)を入れた湯豆腐に、岩手のタコとしめじをちょろっと入れる。

の予定。
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  2006年9月20日(水)   オカラ
毎日事務所で一人で作業をしていると、いろんなことが頭に浮かび、消えていく。

放っておくといつまでも仕事をつづけるので、「切る」。

               §

昨日から、おから(卯の花)を食べている。
何かで「ダイエット、おからクッキー、やせなければお金返します」というのがあったので、カチンときて、昨日からおから。

俗物である。あるあるである。

ニンジン、レンコン、コンニャク、あぶらげ、ナス、唐辛子、砂糖、めんつゆ、酒、干しシイタケなどをみじん切りにしたものに、おからを和える。

美味。

               §

今週は、設計が、佳境に達している。
今回は「民家」と決めているが、どうしても「数寄屋」欲がうずいてしまう……。

世界において、日本人しか設計できないものを設計しようとしている。
あたりまえ、といえばあたりまえだ。
でもそのあたりまえは、今あたりまえでなくなっている。案外今の建築家はあたりまえのニッポンの家が設計できない。

グローバルスタンダードという言葉が嫌いだ。

ダブルスタンダードという言葉は好きだ(昨今そういうファッションブランドもあるみたいだ、つまり、若い人でさえ、皆、うすうす気付いている)。
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  2006年9月19日(火)   XTC
終日事務所にて作業。

               §

写真は昨日、松畑さんのオープンハウスからの帰り道。
谷田部という集落の「民家」。

行きにバスで通って、ぬぬぬぬぬと思っていたので、帰りは歩いて、一件一件秀逸な民家を脳にインストールする。

(さては、ここ豪農地帯だな……、もしくは見栄か……)

今でいうところの伝統工法、というかあたりまえの工法。

(宇宙にも興味を持たねば……)と思いつつ、やっぱり餅屋は餅屋、民家に萌える。

               §

車で走るスピード、見える風景、車に乗る人は、車に乗るスピードで景観を考える。

僕は飲酒するので歩く。
よって、意匠は歩行者(散歩者)の目に耐えうるものとなる。

しかし僕は19才の予備校生(神戸YMCA……微妙)の時、日々、赤いセリカでXTCを大音量で流しながら第二神明をかっとばしたり、六甲を攻めたり……、共通一次(センター試験……)の点が現役時代よりも下がったほどの車大好き人間……もちろん、切腹。

しかし今でも車とバイクは、エンジンの「形」と「エグゾーストノースト」がすべてだと思っている。

L型ツイン(ドゥカッティ)、水平対向ツイン(VW・BMW・ポルシェ)、V型ツイン(モトグッツイ・ハーレー)、シングル(ピアッジオ・メカニカヴェルゲーラアグスタ・バーミンガムスモールアームズ・ロイヤルエンフィールド)……。

最近の、音のしない、忍び寄るような車には、むしろ恐怖感を感じる。
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  2006年9月18日(月)   「建築ツウ」の初つくば
建築家松畑強氏に案内メールをいただき、「K邸」というおうちのオープンハウスへうかがう。

午前中は強い雨だったが、つくば(みどりの駅)に着いた頃は晴。
行きはバス、帰りは30分徒歩。

運良く、他に観覧者もなく、松畑さんに丁重に対応していただく。
恐縮。

自分が捨ててきたことを、何か掘り返されるような感じがして、いろいろ強く思考が動き、つくばセンタービルや、宇宙なんとかへ行こうかと思っていたが、やめて、近くのドライブインでビールを一杯飲み(徒歩です)、電車の中で寿司と菊水を飲み、南千住で鴬酒場に寄り、無事還俗。

「今度、エビスに遊びに来て下さい。毎晩飲んでますから……」と言い残したので、来ていただけると思う。
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  2006年9月17日(日)   メイスン
朝から事務所ニテ作業。

午後「上尾の家」打ち合わせのため府中へ。
施主さんに「きのうのコンペ大変だったみたいですね」と、労をねぎらっていただく。

が、ほんとうは(一体いくつコンペやってるんですか?)という意味が込められているとも思い、「いや、あの、その」と生返事。

               §

帰って、デイブ・メイソンに想いを馳せ、TRAFFICを聴き、FLEETWOOD MACも聴く。

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  2006年9月16日(土)   コント
今日はひどかった。

某コンペ、プレゼンテーション。
僕と中尾さんとK氏
K氏は

「2時間遅刻、平謝り、図面不備、予算無視、途中で携帯の変な音楽が鳴る、書類の不備に対し逆ギレ……」

愕然。

怒りを超えて、芸人のコントをみているようであった。

帰り、中尾さんと電車の中で
「ありゃひどいな……」と。

               §

K2-日記には、グチ、直接的な批判は「暗喩」以外書かないようにしているが、まあコントなのでよかろう。
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  2006年9月15日(金)   快適
涼しい、快適だ。
家づくり業としては、この時期一番住んでる人が「ああ〜〜ええな〜〜」と感じてくれる、いや感じられる時期だと思うので、ニヤニヤしてしまう。

まだ夏の暑さを忘れていない肌に感じる涼風。

まあ、だんだん「あたり前」になってくるのだけど。それはそれでいい。

               §

「一日八時間、つまり人生の1/3は睡眠です。だから寝具にお金をかけましょう」

という宣伝が多い。

説得力はある。

でも最近の、お薦めは、畳に布団。マットとかはなし。
僕は、畳の上に、ベッドパッドだけで寝ている。

単純きわまりない。

「布団は上げ下ろしがめんどくさい」

いや、誰が上げ下ろししなければならないと決めたのか。
寝起きの布団を、とっとと押入にしまうことは、とてつもない湿気をそのまま押入に発生させる事。

布団は、畳んで、隅の方においておきましょう。
その部屋を別の用途で使うときだけ、押入にいれればいい。
と、最近思っています。

つまり
「ベッドは、人生の2/3の時間、無意味に場所を占領している。坪100万もする土地を……」

ちなみに僕は、モノ心ついたときから40才までベッド生活だった……切腹。
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  2006年9月14日(木)   ちくわ部
終日事務所ニテ作業。
だいたい夏のクセが抜けず、朝起きたら短パンをはいてしまうが、なんだか冷えて「こりゃまずい……」とすぐに、長ズボンにはきかえる。

               §

昼ゴハンは、昨晩の残り物のオデンと、素麺一束、と糠漬け。

上京してきて16年、やっとハンペンの存在意義をみとめられるようになって、最近は仲良くしている。

しかし、いまだにチクワブは、こう何と言うか、ポン!と手を打って「なるほど」と言うようなひらめきにまで至ってはいない。

かわいそうなチクワ部。万年最下位。

               §

納豆はここ20年ほどで、立派に関西にも進出したが(もちろん僕の家では一度も納豆は出なかった)、チクワブは関西進出を果たしたのだろうか?
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  2006年9月13日(水)   秋雨
先日お越しになったお客さまに
「OCMは料亭化してますね……」
と言われた。

今度引っ越しする時は、事務所を料亭化し、次に出ていくときは、「居抜いて」もらってそのまま本当の料亭になる……。次から、次へと繰返す……。

秋雨の妄想。

             §

終日事務所にて作業。
週末のコンペのため1/100の小さな模型を製作。

久しぶりにスーパーマーケットに行き、おでんをつくる。
おでんは、色が薄いのに味がある、というものが好きだったが、たまに真っ黒な東京オデンをたべると、ぬぬぬ、なかなかじゃのう、と思い、ちょっと最近はそちら寄り。
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  2006年9月12日(火)   縒り
終日事務所ニテ作業。

夜、原稿や図版をひきとりにO編集長が来所。
飲食にてもてなす。

             §

ちょっと先週から忙しかったので、脳と筋肉がよじれている感じ。
すこしづつ、縒り戻さねば。
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  2006年9月11日(月)   9・11
朝、ジョン・カビラのラジオで、9・11は米の自作自演ではないかという説がささやかれている……という話があった。

そんな、気がする、が、ケネディ暗殺と同じように、今後絶対に表には出て来ないと思う。

その根拠。

WTCの崩れ方、明らかに爆破解体用のダイナマイトによる崩れ方だという。

ペンタゴンに突っ込んだ飛行機。
それまでに、その突っ込まれた部分だけ、「飛行機が突っ込んでもいいような補強工事」が行われており、飛行機が突っ込まれる訓練を行っていた。その時訓練をしていた軍のパイロットが、民間に移り、実際9・11の日にペンタゴンに突っ込んだパイロットだった。かつ、ペンタゴンは、資料映像等、一切公表していない……。

かつ、米TVは、一切それについて放送しない、その徹底ぶりが何よりも恐い。

と、朝のラジオから聞こえた。
もちろん寝ぼけているので正確ではない。

今は、フィクションとして楽しんでおいた方がいいだろう

               §

写真:写真家渡辺慎一が西日に逆光している姿。

一人でしかできない仕事。
そういうものが、“僕は”好きだ。

会社にはならない“何か” 集団幻想でない“何か”
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  2006年9月11日(月)   10万アクセス達成
アクセスカウンターというものをつけてもらってから、2年半

OCMホームページ、10万アクセス達成しました。

本日の昼頃です。



毎日 100人くらいの「ブックマーカー」の方にK-2日記お読みいただいています。


ありがとうございます。

& web master ナカムラさん、ありがとう。
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  2006年9月10日(日)   戦いの結末
10:00より国立市の「雙徽第」へ、iAの写真撮影。
この屋敷、一日で撮影するのは戦いそのもの。

敵は、「広さ、意匠の濃さ、蒸し暑さ、日暮れ、巨大なやぶ蚊」

夜も更け、終わったのは22:00。

写真家の渡辺慎一、O編集長、僕、みなグッタリ……。
この疲労の分だけ、いいものができること間違いなし。

             §

写真、雙徽第の和紙ガラスに映る、ゆれる笹竹の影

OCMの住宅は、こういうものを、愛でることに主眼が置かれている。
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  2006年9月9日(土)   埼玉-千葉
朝から埼玉県比企郡へ。高坂というところに「上尾の家」施主さんと工務店の現場見学に。

末口300φもあろうかという大黒柱のある家。

仕口に金物は使わず、コミ栓や楔、やとい何とか……などみどころ満載勉強になった。

その足で池袋を経て、市川へ「下総中山の家」契約&コンペ後初打ち合わせ。

新しいプランを気に入っていただき、良かった。
よりコンセプトがはっきりとした家になってきた。

「庭ツウ」の施主さんの口から「建仁寺垣」や「重森三玲」「手水鉢」といった言葉がでてくるので、興味深い。
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  2006年9月8日(金)   ブルース
夜、仕事を終えグッタリしようとしていると、ブルースの師匠が「今、赤坂や、寄るで」と。

弦楽器のお相手をしていただく。

「垂直」なものが二つあると、それぞれは実は平行では無い。
垂直とはすべて地球の中心で交わることだから……

といった話をしながら。


昔、京都に地球屋という居酒屋があったな。

地球建築事務所。

地球建築士。
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  2006年9月7日(木)   アンビエント
先日行った野又穣の展覧会場には、ブライアン・イーノの「music for airport」が流れていた。

               §

終日事務所にて作業。
ようやくメドがつく。
駒沢には行けず、夕方近くを歩いたり走ったりしてゴマカス。

うす曇りだが湿度が高い。

               §

炎天下、肉体労働した直後は食欲がないという。
結局、この夏そういった状態はなかったので、毎日食べ物がおいしくパクパク食べ続けている。

今日はタマネギのみそ汁と、焼いた海老の殻をくだいたものを入れた炊いたムギ飯がおいしかった。
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  2006年9月6日(水)   差異
終日事務所にて作業。

文字を書く仕事を一日中やることはめったにないが、今は締めきり前、その時期。脳がゆがむ。

つくづく自分は脳で仕事をしているのだと実感する。

脳を健全に使うには、体力が必要だ。
明日は、またカラダを動かしに駒沢へ行こう……。

               §

今回やっているiAの和風特集は、これまでとは違う仕事。
随筆、文芸風の文章でいつもねじ伏せていたが、そうはいかない。客観的な何かが必要となる。が、論文は書きたくない……。

オゾンからムック本が送られてくる。
300名ほどの建築家の名が記載されている。
ほとんどが知らない人。

その中から飛び抜けたい、と思っているのではなく、ずっとやっている。

研究・執筆と教育と設計実務。

10年後には歴然とした差異を表出してみせる。
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  2006年9月5日(火)    あめ色
朝から良い天気。
午後過ぎまでは、冷房なしで過ごす。

               §

先日おじゃました浅草の旅館。
決して高価ではない杉のフローリングを、「米ぬか」で毎日みがいていただいている。
かつ、その「米ぬか」は「魚沼産こしひかり」。

「一年間はやろうと思ってます(味が出るまで)」と施主さん。
頭が下がる。

白木の杉が、一年も経たないのに、あめ色に光っている。

建築とはそういうものである。

やれ!   と言われてやるのでなく、自然(じねん)として、思わず、欲ス、という、そういう建築をつくっていきたい。

「掃除はキライなので、メンテナンスも、経年変化もキライなので、50年、100年よろしく……」

OCMの施主に、そういう人は、実はいない。

「育てる、愛でる」という事。
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  2006年9月4日(月)   設計体力
爽やかな朝。
学校へ。
夏休みの宿題「絵日記」を発表してもらう。

ひきつづき、後期課題のモチベーションをあげるためのスライドショー。
野又穣、ダニ・カラヴァン、イサム・ノグチ、荒川修作、アンソニー・カロなどをとりあげる。

              §

午後、つくってもらったオニギリを頬張り、すぐに浅草の旅館へ。
ムック本『iA』の取材。

久しぶりに、O編集長、渡辺カメラマン、美澤アートディレクター、設計大島のチームが揃う。

施主の御理解をいただき、無事終了。御礼。

近くのもつ焼屋にて“反省会”。
夜が更ける。

最近“運動”しているので、体力勝負の一日も、難無くこなせた。
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  2006年9月3日(日)   蹴球、バレー、野球
朝から作業、間取りをネチネチといじり、何案も捻出する。

日曜日ということもあるが、キチットした昼ゴハンをつくる気力が無く、スパーマーケットで夜の食材を買いながら、アジフライとコロッケで済ます。

夕方、駒沢公園へ。
とっぷりと汗を流し、帰って昼間仕込んでおいた、レンコン、ゴボー、ニンジン、鶏モモ、コンニャクをルクルーゼで煮炒めし、鶏ガラスープ、昆布だし、砂糖、豆板醤、白ゴマ、醤油、塩で味付けしたものが、冷えて、運動会のあとのお弁当のおかず状態になったものを、食ス。

美味。

あとは、岩手人のタコを網で焼き、残りをタコめしにし、鮭を焼いて食べる。

                §

暑さが弱まり、厄年も弱まり、建築家としての気、極まる季節。
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  2006年9月2日(土)   銘々
朝から、午後の打合せのための予習。

昼ゴハン。
土鍋で炊いたゴハンを蒸す間に、冷蔵しておいた煮ブタを上にのせ、すでに油はなくなっているが、かたまったゼラチンがゴハンが蒸されるのと同時にトロトロになる。その上に、八角、紹興酒などと一緒に出汁を出して疲れきった干しシイタケを刻んで入れる。

蒸し時間の間に、はまぐりの入っていないはまぐり味のお吸い物に、麩とワカメと小ネギと白ゴマを入れる。

ほうれん草のおしたし、小ネギ入りの卵焼き。

ちょっと格差社会を象徴する大小の銘々膳に、それぞれ盛り付け、いただきます。

割烹OCMの標準的な昼ゴハン。

               §

ここちよい空気の中、午後、オゾンにて打ち合わせ。
いくつかの宿題をいただき、来週の契約&打ち合わせに挑む。
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  2006年9月1日(金)   煮ブタ
朝から雨。
終日事務所ニテ作業。

夕方、ラジオが「雨がやみました」と言ったので、外へ出てみる。

涼しい。一瞬夕陽を感じる。
代官山、渋谷と散歩をし、古着屋、ギター屋、本屋をのぞく、ふりをして、街の匂いをかいだり、人々の衣服や体型や表情をみている。

そしていつもと違うスーパーマーケットでネギ、ほうれん草、辛ラーメンを買って帰って来た。

帰ってきて、昼間つくっておいた煮ブタをゴハンの上にのせて煮ブタゴハンにして食べる。

明日は気持のいい気候だそうだ。

             §

写真は「京都東福寺の重森み玲設計の庭園……」ではない。
ただのコンクリートブロックの擁壁に生えた苔。
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