 | 最近不思議なことが二つあった。
1) ほとんど空席の東海道線に乗り込み、二人掛けの椅子に座った。次の駅で、少し髪型の決まっていない音大生のような女の人が乗って来て、ほとんどまわりは空いているのに、ワタクシの隣に座った。座って、携帯でメールしながら、イヤホンでクラシック音楽を聞き、あんパンを食べはじめた……。
2) 東急ハンズで塗料をみているととなりにいた女性が、「これって色つきますかね〜」って聞いてきた。ワタクシは「店員じゃないんですけど」と言うと「いえ、あの同じものみてるので聞いてみたんです」と。ワタクシはとっさに「そんなこと責任もてませんから言えません」と言ってしまい、買わなきゃいけない塗料を買わずに、ハンズを出て、後ろも振り返らずに、まっすぐ駅に向かった……。
1)2)に共通することは、知らない女性が、無防備に自分に接近してくることの恐怖感。無防備に近付かれる自分に対する自己嫌悪……。
1) に関しては、イヤホン、メール、アンパンによって、聴覚、視覚、触覚、味覚をふさいでしまった人間は「人間どうしの距離感」というものはどうでもよくなるのか……ということ。つまり、真横にいながら、まったくの別世界、別次元にトリップしているということ。
2)これはけっこうショック。自分が、おそらく仕事上のトラウマだと思うが、何かコメントすることに対してあとで責任を問われることを激しくさけている、ということ。よっぽど確信がもてなければ「大丈夫」や「100%」というコトバを使わなくなっているという自分と社会の病に気付いたこと。
§ 外付け記憶装置。 午後「浅草の旅館」現場。電気、内外装、設備の納まりなどの確認。
大工さんが3人投入され、勢い良く進んでいく。 帰り、ほどほどにアメ横のすじこやシャケや松茸を冷やかしながら、御徒町まで歩く。 |
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